既存住宅の建設評価(既存住宅)では、目視等により現況の住宅の状態を評価します。(現況検査)又、選択項目として個別性能についての評価を行うことも可能です。(個別性能評価)但し、新築時に建設住宅性能評価受けていない住宅では、評価項目は、16項目(戸建13項目)となります。
申請手順は以下の通りです。
1.建設住宅性能評価(既存住宅)の申請
適用範囲
工事完了から1年以上の住宅。(1年未満の場合で、人の居住の用に供したものは、既存住宅として扱います。)
受付方法
窓口での受付のほか郵送(宅急便)による申請も可能です。
窓口で受付の場合、受付前に評価部担当者によるチェックをおこないますので下記に示される必要書類をチェックして過不足のないようにしてください。
受付時期
特にありません。
必要書類
- (1)建設住宅性能評価申請書:第八号様式
- (2)委任状(必要事項記入・捺印)
- (3)同意書(評価の実施に同意、協力することを明記した書類)
申請者 | 同意を求める必要のある関係者の例 |
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建物所有者 | 居住者(申請者以外が評価対象住宅に居住している場合) |
所有者以外の居住者 | 評価対象住宅(又は建築物)の所有者 |
仲介業者等 | 居住者、評価対象住宅の所有者など |
- (4)申告書(住宅に関する基本的な事項を確認するための書類)
- (5)設計図書等
- 案内図 —- 目標となる地物を明示したもの
- 平面図 —- 各階平面図
- 立面図 —- 北・東・南・西の4面
- (6)新築時に建設住宅性能評価を受けた場合は評価書、又はその写し、及び添付図書
2.申請書類に基づく審査
審査方法
申請書類に基づきKBIで審査を行います。
通知方法
書類審査の結果、追加の書類、不明点等について、代理者にFAXでお知らせ致します。
3.検査の予約
予約方法
書類審査が終わりましたら、検査の予約を行って下さい。
予約は電話で承ります。予約の番号は042-701-3935です。
予約は一週間~10日前から受け付けます。
4.検査の実施
検査範囲
評価員が、ハシゴ、足場等を用いないで通常到達できる範囲。
立会い
検査当日は現場でのヒアリングがありますので、必ず、申請者又は代理者のお立会いをお願いします。尚、住宅内部の検査時には家具の移動などが必要となる場合がありますので、ご協力をお願いします。
一般的な戸建住宅の場合、検査に要する時間は、2時間程度です。
検査方法
目視等による非破壊検査、及び一部精密機器を用いた測定等を行います。
5.現場検査・評価書の交付
交付
検査結果に基づき、現況検査・評価書を交付します。
評価書受取
評価書の受け取りは原則として窓口で行いますので受け取り印を持参の上ご来社下さい。
又、宅急便での受け取り希望の場合は、着払いの宅急便にて送ることも可能です。